認定看護師・看護師特定行為研修修了者紹介 STAFF

認定看護師・看護師特定行為研修修了者紹介

認定看護師・看護師特定行為研修修了者について
当院には、日本看護協会認定の9領域11名の認定看護師と、看護師特定行為研修修了者3名がおり、各部署での臨床実践をはじめ、専門性を活かし医師と協働して活躍しています。院内のみならず地域の施設に派遣するなど、活動の場を拡大しています。

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認定看護師

感染管理

小村 由美
「市立三次中央病院に来られるすべての人々を感染から守る」ことが私の役割です。そのために確実な感染対策を全スタッフが実践できるよう、教育・相談を行います。また、現場での実践モデルとなるリンクナースの育成にも力を注いでいます。
近森 晃
2021年に感染管理認定看護師の資格を取得しました。
感染管理の目標は病院に関わる全ての人を感染から守ることです。当院に勤務する全ての職員が感染管理に関する知識を身につけ、病院に関わる全ての人に安心、安全な環境を提供して参ります。
三苫 真理恵
患者・ご家族が、安心して診療が受けられ療養できるように、いろいろな感染症情報を収集し、分析を行い、感染を防ぐための活動を行います。また地域全体の感染防止をめざし、当院スタッフだけでなく、地域の医療関係者への感染防止教育を行います。

集中ケア

片山 香
さまざまな病気やけがで生命の危機状態にある患者さんに対し、病状が悪化することを防ぎ、できるだけ早く回復していただけることを目指して看護を行っています。さまざまな職種のスタッフと連携し、重症患者さんの看護に関する看護師教育やチーム活動も行っています。多くの苦痛や不安を抱える患者さん・ご家族に寄り添い、支えになれる看護師でありたいと思っています。重篤な状態からより早く回復して、患者さん・ご家族に笑顔を取り戻していただけるよう努めてまいります。

緩和ケア

新濱 伸江
緩和ケアは、がんや命の危機を感じる診断を受けられた時から、患者さんご家族に寄り添い、希望を伺いながら自分らしく生き抜かれることを支えていきます。つらい症状に関しては主治医や緩和ケア内科医と連携して症状緩和に努めています。治療選択の場においては、最善の選択ができるように多職種で支援しています。一番身近な相談相手になっていきたいと思っておりますので、ご相談お待ちしております。

がん放射線療法看護

升井 耐美
放射線治療は「がん」の3大治療の一つで、抗癌剤や手術と比較して身体にかかる負担が少ない治療といえます。しかし1回の照射では終了せず、複数回少しずつ照射を繰り返していく治療方法です。この治療は、徐々に皮膚炎などの副作用も発症してくるため、日頃のケアが重要となってきます。患者さんが、安心して予定された治療を完遂できるよう、放射線治療医、診療放射線技師の皆さんと連携をとりながらサポートさせていただきます。

がん化学療法看護

原田 奈津子
外来化学療法センターにおいて、化学療法を行う患者さんの投与管理や副作用に対する援助を行っています。また、化学療法に関する研修会を行い、院内看護師の知識の向上につとめています。
抗がん剤によって副作用が起こることは避けられませんが、軽症のうちに見つけて対処することで患者さんの苦痛を少なく、治療が継続できるようにお手伝いしたいと考えています。お気軽にご相談ください。

乳がん看護

迫田 幸恵
乳がん患者さんは年々増加傾向で、女性の臓器別がん罹患率第1位です。12人に1人の女性が生涯「乳がん」にかかると言われています。罹患年齢は40~50歳代が多く、家庭や社会の中で中心的役割を担っておられる状況にあります。また、治療に伴う乳房の喪失や薬物治療による脱毛や閉経状態など女性としても辛い体験をします。そのため、患者さん家族に積極的に関わり、思いを十分にお聴きし、納得して治療を受けてもらえるように支援しようと考えています。不安なこと気になることなど何でもご相談下さい。

認知症看護

冨士原 則子
認知症の人が入院して、病院という非日常的な慣れない環境の中、知らない医療者に囲まれて緊張や不安、恐怖を感じると混乱されることがあります。加えて、身体疾患による体の痛みや辛さを言葉でうまく伝えることが難しいため、時には私達が想像もできない多様な言動でその時の思いを表出されます。(BPSDやせん妄と言われる症状です)認知症の人が、安心して治療と看護を受けて生活の場へ退院できるように、多職種で入院前から退院までのケア・支援を行います。また、認知症の人を支えるご家族や地域の皆様のお力に慣れるように努めて参ります。

腎不全看護

大長 美智子
臨床推論力と病態判断に基づき、慢性腎臓病(CKD)の病期に応じて腎障害の進行、重症化予防のためのセルフケアマネジメントにかかわる患者支援を行っています。また、血液透析や腹膜透析が必要となった場合には、安全な透析医療の提供ができるように、長く続く療養生活を支援します。

脳卒中リハビリテーション看護

佐々木 智宏
脳卒中の患者さんは麻痺や意識障害、言語障害など様々な後遺症を残す方が多くおられます。患者さんの状態に応じて早期からリハビリテーションを行い、残された機能を維持したり、ほかの残された機能で代償したりすることで、できるだけ元の生活に近づけるように支援をしていきます。また、脳卒中再発予防のための健康管理について、患者さんおよびご家族に対して指導を行っています。

看護師特定行為研修修了者

区分:①創傷管理関連、②栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連、③感染に係る薬剤投与関連

前田 洋志
令和2年度、看護師特定行為研修を修了しました。特定行為は、これまで看護師が行うことのできなかった診療の補助行為(例:褥瘡に対する壊死組織の除去など)が、手順書をもとに可能になります。また、医師の思考過程である「臨床推論」を学ぶことで、患者の状態に合ったタイムリーで的確な看護が期待されています。
院内初の修了者として、医療関係者・患者さんに正しく情報をお伝えし、安全な特定行為が提供できるよう、土台作りと自己研鑽を重ねていきます。

区分:①透析管理関連、②栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連

大長 美智子
看護師の行う特定行為とは、実践的な理解力や判断能力のほか、高度な専門知識や技術をもっておこなう診療補助行為のことです。私は、上記2つの行為について実施が出来ます。特定行為看護師は、手順書に従う必要はあるものの、看護師自身の判断で医療行為を実施できるため、急性期領域や在宅医療などで、患者さんの状態に合わせた迅速なケア・処置をタイムリーに行うことが出来ます。患者さんの状態を正しく判断でき適切な処置や看護が提供できるように努めて参ります。

区分:①呼吸器(気道確保に係るもの)関連、②呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連、➂動脈血液ガス分析関連、④栄養及び水分管理に係る薬剤管理、⑤術後疼痛管理関連、⑥循環動態に係る薬剤投与関連

西田 周代
手術医療は進歩し、内視鏡下で行う侵襲の少ない手術が増え、高齢患者さんが手術を受けることができるようになっています。手術室看護師の役割は、手術を受ける患者さんの安全を守り、手術が円滑に遂行できるように専門的知識と技術を提供することです。令和4年度、上記6行為の特定行為研修を修了しました。手術チームのメンバーの役割発揮ができるよう調整役となり、特定行為を行える看護師として患者さん、ご家族が安心して周術期を過ごし安心して自宅、地域に退院でき、より安全な看護を提供できるよう努めてまいります。