各部署紹介 DEPARTMENT

５階西病棟は主に内科系疾患と白内障手術を受ける患者さんならびに感染症重点医療機関として，COVID-19感染患者さんの入院を受け入れています。
医師と協力して患者さんにとって安全に検査，手術の提供ができるようにコミュニケーションを大切に看護の提供をしています。感染症に対しては感染防止対策室と協力しながら感染対策を行い，患者さんに寄り添いながら安心・安全な看護を実践しています。

■病床数：51床（感染症対策病床を含む）

当病棟は，脳卒中（脳梗塞，脳出血，クモ膜下出血）などで開頭手術や血管内手術，点滴治療など急性期の治療を経過した患者さんが多くおられます。嚥下障害，言語障害，半身麻痺など後遺症を持った患者さんの機能維持や生活再構築へ向けて医師，リハビリスタッフと連携をとりながら看護を実践しています。
また，急性期の治療を終え，リハビリを継続するため次の施設へ転院される患者さんには，入退院支援センターと協働し，在宅まで継続した看護が行えるように取り組んでいます。

■病床数：51床

４階東病棟は外科・泌尿器科・皮膚科・腎臓内科の混合病棟です。手術を目的とした患者さんが多く入院されており，主に周術期看護の実践を行うとともに，多職種と連携しながら早期に社会復帰されることを目指し，また，ストーマ外来や腎臓病療養外来・腹膜透析外来を通じて，退院後も継続して個々の患者さんの生活に合わせた支援を行っています。
急性期病棟のため慌ただしい毎日ですが，元気で明るい看護師が多く在職しています。職員が働き続けることができる職場環境づくりを目指し，いろいろなことを語り合える，お互いを認め合える雰囲気を大切にしています。

■病床数：54床

整形外科では，大腿骨骨折や変形性疾患，脊椎疾患などの手術を受けられる患者さんが多く，術後に不安なく，安心して手術に臨めるよう関わっています。また，手術を終えた患者さんが元通りの日常生活に近づけるよう，リハビリテーション科と連携して個々の患者さんに応じたADL（日常生活動作）の拡大を目指しています。大腿骨を骨折された患者さんは，クリニカルパスにより後方病院と連携し，住み慣れた地域に戻っていただけるよう継続看護をしています。
耳鼻咽喉科，口腔外科では，患者さんの食べる・話す・呼吸するなどのQOL（生活の質）の維持・向上に向けて，個別看護を提供しています。

■病床数：55床

3階東病棟は産婦人科外来・小児科外来との一元化をはかり，外来から入院，さらには退院後の生活へと継続した看護の提供を行い，地域の産婦人科・小児科医療を支える役割を持っています。
また，県北地域では唯一の血液内科の治療を行う病棟として，日々，患者さんをはじめ，ご家族の支えとなれるように看護をしています。
出生前から高齢の患者さんまで，幅広い年齢層の患者さんと関わりながら，命の尊さを感じるとともに，一人一人の患者さんの生命や生活，ご家族を支えていくことを日々，心がけています。

■病床数：56床

地域の急性期医療を支える部署として，救急車やドクターヘリで搬送された重症患者さん，手術を受けられた直後の患者さんなど生命の危機状態にある患者さんを中心に日々看護を行っています。
救急室での初期対応も担当しています。急激な体調の変化に伴うさまざまな苦痛を抱えておられる患者さん・ご家族に寄り添い，社会復帰に向けた第一歩を踏み出していただけるよう努めています。お一人お一人の患者さんの生命と生活を守り，ご家族をも支えていけるよう心がけています。

■病床数：30床（うちICU4床）

手術室は，年間約２,５００件の手術件数で，２４時間体制で緊急手術にも対応しています。近年，手術症例も高度化，複雑化している中，手術室看護師は，日々必要なスキルや知識の習得に努めています。手術を受けられる患者さんに対しては，術前・術後訪問を通じて，手術前後の不安な気持ちを受け止め，患者さんの気持ちに寄り添い，安心して安全に手術を受けていただくことができるような手術室看護の提供を心がけています。
また，サプライでは，委託業者と協働し，手術器械，材料の確実な洗浄・滅菌を実施し，安全な医療を実践しています。

■手術室6室（うちバイオクリーンルーム1室）

人工透析室は，多職種（医師・看護師・臨床工学技士など）と連携して，慢性腎不全を主体とした血液浄化療法を必要とする患者さんの支援を行っています。また腹膜透析外来や腎臓病療養外来も担っており，患者さんがよりよい生活が送れるように一緒に取り組んでいます。安全・安楽な透析治療の提供と，終わりのない治療に対する精神的援助や積極的な社会復帰など，患者さんのQOL（生活の質）向上をめざした支援ができるように心がけています。
明るい看護師が多く，終わりのない治療に対して患者さんを笑顔と声掛けで励まし支えています。

■ベッド数：25床

１階フロアですべての診療・各種検査・治療を行っています。関連部署と連携をとることで，待ち時間の短縮・診療の環境調整など患者サービスの向上に努めています。
また，在宅での療養生活が安心して安全に継続できるよう多職種が協働し指導・相談を行っています。看護専門外来は，病棟との一元化により，認定看護師が中心となり患者指導・健康教育に取り組んでいます。

外来治療部門では，心筋梗塞や脳血管障害などの急性期患者さんへの血管内治療や，悪性新生物などに対する薬物治療・放射線治療・内視鏡的治療など，専門的な知識と技術をもって患者さんに安心して治療や検査を受けて頂けるように，日々看護を行っています。
健診センターでは，生活習慣病やがんなど病気の早期発見・健康の維持増進のため，日帰りでの健診をうけて頂いています。ご自身の健康管理に役立てて頂けるよう，丁寧な説明や対応を心がけています。

患者支援センターは，患者さんとご家族が，入院前から安全にかつ安心して治療に臨むことができるようにするための支援をしています。入院前から退院後の生活を見据え，安心した療養環境が提供できるよう手続きやサポートを行っています。また，地域の皆様の医療・福祉などに関する総合相談やがん相談，他の医療機関との連携・調整も行っています。
皆様が希望される場所で安心した生活ができるために切れ目のないサポートができるよう取り組んでいます。

院内，地域にむけて患者さんが安心・安全に暮らしていくことができるよう，それぞれの分野で組織横断的に活動しています。また，地域の中核病院としての役割が果たせるスタッフ育成も推進しています。