看護部長あいさつ GREETING

看護部長あいさつ

“断らない救急”をモットーに、地域の方から信頼され親しまれる看護部であり続けたい

広島県北地域の砦として、“断らない救急”をモットーに、地域の中核病院としての役割を果たしています。高齢化が進むこの山間地域にある当院は、都市部に行かなくても住み慣れたこの地域で、安心して治療が受けられるよう、多くのニーズに応えるための努力を続けています。当院のシンボルマークには「温かい心」「思いやり」「平和と円満」の意味が込められています。患者さん・ご家族の擁護者として、地域の方々のライフサポーターとして、一人一人の健康について、共に考え、話し合いながら、暮らしに寄り添う看護が実践できる看護師の育成をめざしています。人の一生を通した「命」と「暮らし」に寄り添い、一人一人の「生きる」力を支える看護の実践を通して、地域の方から信頼され親しまれる看護部であり続けたいと願っています。

看護を大事にしたい人が集まり、「ここで看護の仕事ができて良かった」と思える職場をつくりたい

そんな看護部であり続けるために、困っている人がいる時に手を差し伸べたい、一人一人のその人らしさを大切にした看護が実践できる病院でありたいと思います。そして、日々の研鑽を重ねながら一緒に働く仲間とともに「ここで看護の仕事をすることができてよかった」と思える職場づくりをしていきたいと思います。そのために、次の3つのことを大切にしていきたいと思います。


1.患者・家族の思いに寄り添うケアにつなげるために自問自答しチャレンジする姿勢
2.お互いの持ち味を活かしながら、共に学び合い、成果を称え合う職場風土
3.地域のニーズに対応できるための、社会の変化に対応した教育機会の充実


コロナ禍も「何とか地域を守りたい」とスタッフ全員で乗り越えてきました。未来ある看護学生を育成したいという思いで実習も受け入れてきました。できない理由を考えるのではなく、どうすればできるのか、常にチャレンジする心を忘れずに人のために役に立てるこの職業を誇りに思い、自然豊かなこの地域での暮らしを守り続ける人たちを大切にしたいと思います。