
消化器内科の診療
消化器内科では消化管(食道、胃、大腸)、肝臓、胆嚢、膵臓などの疾患の診断、治療を行っています。対象となる疾患は多岐に亘りますが、なかでも消化器がんの診療に注力しています。各臓器毎に習熟した医師が、診療ガイドラインに従って標準治療を行うことを心がけています。

消化器内視鏡検査
最新の高解像度の内視鏡や超音波内視鏡などを用いて、正確な診断を行います。
また鎮静剤、鎮痛剤の使用や経鼻内視鏡検査も可能です。
診療実績(2008年)
| 上部消化管内視鏡検査 | 2909件 |
| 上部消化管ESD | 48件 |
| 内視鏡的食道静脈瘤硬化療法 | 22件 |
| 内視鏡的胃瘻造設術 | 38件 |
| 下部消化管内視鏡検査 | 1158件 |
| 下部消化管EMR | 170件 |
| 下部消化管ESD | 11件 |

早期がんの内視鏡治療
消化管の表面にとどまるリンパ節転移の無いがんは内視鏡で切除することができます。切除した癌を病理検査科の専門医が診断し、追加治療の要否について判断します。
内視鏡治療は手術などに比べ、治療に伴う負担が小さいというメリットがあります。

早期胃がんの内視鏡治療
リンパ節転移が無い早期の段階の胃癌(分化型、粘膜内癌)は内視鏡で治療が可能です。
内視鏡治療は治療に伴う負担が小さく、胃を温存できるという メリットがあります。
当院では2007年から針状ナイフやITナイフなどの処置具や最新の高周波電源装置を用いた内視的粘膜切開剥離術(ESD)を導入し積極的な治療を行っています。
高解像度の内視鏡や超音波内視鏡などを用いて、早期胃癌の正確な診断を行います。治療前に胃癌の進行度を十分に評価した上で、胃癌治療ガイドライン(日本胃癌学会編)に準じて治療方針を決定します。
従来は手術が行われていた病変(大きさ2cm以上の癌、潰瘍瘢痕を伴う癌など)も正確に切除することが可能です。 治療中は鎮静剤、鎮痛剤の適切な使用により、殆ど苦痛を感じることはありません。治療には約1〜2週間の入院が必要です。
治療実績
治療件数 (2007〜) | 106例 | | 一括切除率 | 91.5%(97/106) | | 遺残再発率 | 0%(0/106) |
| 合併症 | | | | 穿孔 | 1.9%(2/106) | | 後出血 | 3.8%(4/106) |
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早期大腸がんの内視鏡治療
リンパ節転移が無い早期の段階の大腸癌は内視鏡で治療が可能です。
当院では従来からのEMR法に加え、2007年から針状ナイフなどを用いた内視的粘膜切開剥離術(ESD)を導入し積極的な治療を行っています。 従来は分割で切除していた病変や手術適応の病変も正確に1括切除が可能です。治療には4日〜約1週間の入院が必要です。
治療成績(ESD)
| 治療件数 | 21例 | | 1括切除率 | 90.5%(19/21) | | 遺残再発率 | 0%(0/21) |
| 合併症 | | | | 穿孔 | 4.8%(1/21) | | 後出血 | 0%(0/21) |
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早期食道がんの内視鏡治療
早期の段階の食道癌は内視鏡で治療が可能です。
内視鏡治療は手術や放射線治療などに比べ、治療に伴う負担が小さく 治療後の合併症も少ないというメリットがあります。
当院では2008年から針状ナイフなどを用いた内視的粘膜切開剥離術(ESD)を導入し積極的な治療を行っています。 従来は分割で切除していた病変も正確に1括切除が可能です。 治療には約1〜2週間の入院が必要です。
治療成績(ESD)
| 治療件数 | 6例 |
| 一括切除率 | 100%(6/6) |
| 遺残再発率 | 0%(0/6) |